マテリアリティ sustainability マテリアリティ sustainability

materiality

マテリアリティの特定プロセス

中長期的な時間軸で、エフオングループにとって重要な社会の変化を把握し、社会課題の解決とグループの持続的成長を視点に、事業活動におけるリスクと機会を分析し、マテリアリティを特定しました。

マテリアリティ・マトリックス

分析により特定した9つのマテリアリティを、エフオングループにとっての重要性及び社会とステークホルダーにとっての重要性の座標軸からマトリックスを作成しました。

マテリアリティ

9つのマテリアリティについては、「地域と産業の持続的発展に貢献」、「人と地球環境の未来に貢献」、「事業運営基盤の強化」の3区分に整理しました。

① 地域と産業の持続的発展に貢献

マテリアリティ ありたい姿 対応策
森林資源の持続的かつ 循環的な活用 苗木育成から木材供給に至る森林経営に取り組むとともに、木質バイオマス発電の燃料として社有林や周辺地域からの未利用材、建設廃材を利活用し、森林資源を無駄なく活用します。
  • 地域産木材の活用
  • 苗木育成、植林
  • 建築廃材の利活用
  • 資源循環利用による発電事業と山林事業の一体的経営
安定的な再生可能エネルギーの供給 純国産の再生可能エネルギーを供給する電力事業者として安定的な発電を継続し、人々の暮らしと産業を支えます。
  • 木質バイオマス発電の発電量拡大
  • 社有林拡大
  • 発電用燃料の安定調達
地域活性化への貢献 地域人材を雇用するとともに、関係企業と連携し、地域企業への電力・木材販売及び地域からの燃料調達につなげることにより、地域とともに成長することを目指します。
  • 地域人材の採用
  • 関係企業との連携
  • 地域売電
  • 地域産木材の販売
  • 地域からの燃料調達
詳しく見る

② 人と地球環境の未来に貢献

マテリアリティ ありたい姿 対応策
事業活動に関わる人々の人権尊重 当社の事業活動に関わる、社内外のあらゆる人々の人権を尊重し、社会的責任を果たします。
  • 人権方針の策定
  • e-ラーニングによる人権関連研修
脱炭素社会への貢献 木質バイオマス発電事業、省エネルギー支援サービス事業、山林事業を持続的に発展することにより、社会の脱炭素実現に寄与します。
  • 再生可能エネルギーの供給拡大
  • 省エネによるエネルギー需要量最小化と再エネによるCO2排出量最小化の同時推進
  • 社有林拡大、森林管理高度化によるCO2吸収量の増加
  • カーボン・クレジットの創出
  • 温室効果ガスの削減
森林生態系の保全・水源涵養 生物多様性の保全に重要な森林を保護するとともに、伐採後の森林には自社で育てた苗木を植林して水源涵養を図ります。
  • 環境林の保全
  • 水源涵養保安林の管理
  • 地域特性に応じた樹種の選定、育成、植林
  • 植林面積・本数の拡大
詳しく見る

③ 事業運営基盤の強化

マテリアリティ ありたい姿 対応策
多様な人的資本の強化 多様な人材が生き生きと働き、やりがいを感じて仕事に取り組めるような職場環境を整備します。
  • 人材育成方針・社内環境整備方針の策定
  • 多様性確保のための目標設定
  • 健康経営優良法人の認定継続
  • 「えるぼし」認定の取得
労働安全衛生の確保 命を守るための安全衛生の確保をすべてに優先して事業活動を継続します。
  • 安全衛生方針の策定
  • 安全衛生教育
  • 安全衛生の継続的な改善
リスクマネジメントの強化 各事業活動は、自然災害、サイバー攻撃等のリスクを有することから、事業継続計画(BCP)、サイバーセキュリティ対策等を強化します。
  • BCP策定
  • サイバーセキュリティ対策
  • 化学物質の管理